セラピストとして活動していると、「骨」についての知識は欠かせません。
しかし、骨と聞くと「からだを支える硬い部分」というイメージだけを
持っている方も多いのではないでしょうか??
実は骨には、私たちのからだを支える以外にも、様々な重要な役割があります。
今回は、セラピストとして知っておくべき「骨の6つの役割」について解説します!
施術の質を高めるためにも、ぜひ最後までご覧ください!
骨の6つの役割とは?

1. 支持 – からだを支える
骨の基本的な役割は、からだを支えることです!
もし骨がなかったら、わたしたちは柱のない建物のようにぺちゃんこになってしまいます。
大人のからだには約206個の骨があり、これらが連携してからだの形を保ち、
私たちが立ったり座ったりできるようにしています。
骨は、わたしたちが重力に逆らって生活するための大切な土台となっています!
2. 運動 – からだを動かす
骨だけではからだを動かすことはできません。
筋肉や靭帯が骨にくっついて、それらが縮んだり伸びたりすることで、初めてからだを動かすことができます。
例えば、手を握る単純な動作でも、指の骨と筋肉が協力し合うことで実現しています。
関節という骨と骨がつながる部分があるからこそ、様々な動きが可能になります!
3. 保護 – 大切な臓器を守る
骨はわたしたちの重要な臓器を守る「鎧(よろい)」のような役割も果たしています。
- 頭蓋骨は脳を守る
- 胸郭(あばら骨)は心臓と肺を守る
- 背骨は脊髄を守る
このように骨による保護がなければ、ちょっとしたぶつかりでも命に関わる危険があります!
骨はわたしたちの生命を守るバリアとしても機能しています。
4. 造血 – 血液をつくる
骨の中には「骨髄(こつずい)」という組織があります。
ここで、わたしたちの血液細胞が作られています!
赤血球、白血球、血小板→これらはすべて骨髄で生まれています。
骨の中に小さな血液工場があるようなもの!
この機能のおかげで、からだは常に新しい血液細胞を補充し、健康を維持することができます。
5. 貯蔵 – ミネラルを蓄える
骨はわたしたちの体のミネラル、特にカルシウムの貯蔵庫です!
体内のカルシウムの約99%は骨に蓄えられています。これは『からだの銀行』のようなもの!
カルシウムは筋肉の収縮、神経の伝達、血液の凝固など、多くの重要な機能に必要です。
カルシウムが不足して動けなくなってしまわないように、
体内のカルシウム濃度が下がると、骨から血液中にカルシウムが放出されます。
反対に、血液中のカルシウムが多すぎると、余分なカルシウムが骨に蓄えられます。
いざ!というときに力を発揮してくれる大切な役割をしています!
6. 内分泌 – ホルモンを出す
最後に、意外と知られていない骨の役割として、ホルモン分泌があります!
骨は単なる硬い支柱だけじゃなく、からだの調整をするホルモンも出しています。
例えば:
- オステオカルシン:肥満を抑えたり、老化を遅らせたり、免疫力を高めたりする効果があります
- オステオポンチン:免疫系を強化し、造血幹細胞の機能を健康に保つ働きがあります
さらに最近の研究では、骨に重力をかけるような運動をすると、免疫力を高めたり若返りを促進するホルモンが分泌されることもわかってきています!
歩いたり、走ったり骨に刺激を与えてあげることで、こんなに嬉しいことが起こるなんて…♡
セラピストとしてどう活かす??

ここまで『6つの骨の役割』について知識をお伝えしてきました。
この知識をセラピストとしての施術にどう活かせるのか??
施術中にお客さまのからだに触れるとき、
その下で骨がこれだけ多くの働きをしていることを意識してみてください✨
骨は単なる硬い棒ではなく、常に活動している生きた組織です✨
例えば:
- 背中や腰の施術では、脊椎が脊髄を守っていることを意識する
- 高齢のお客さまには、骨の貯蔵機能を考慮したアドバイスを行う
- 適度な運動が骨からのホルモン分泌を促進し、免疫力向上につながることを伝える
こういった知識を持つことで、単なる「気持ちいい」施術から一歩進んだ、
からだの機能性を考慮した質の高い施術を提供することが可能になってきます!
まとめ
骨はわたしたちの体を支え、動かし、大切な臓器を守り、血液を作り、ミネラルを貯え、そしてホルモンも分泌しています!
このように、骨はからだの中で静かにですが、とても活発に働いています!
次回の施術では、ぜひこの知識を活かして、より深い理解に基づいたアプローチを試みてください✨🦴
セラピストとしての技術と知識が、お客さまからの信頼を高めるさらなる一歩になります。
最後までご覧いただきありがとうございました!